伝説の復活、その名は『龍が如く5』
かつてPlayStation 3で多くのプレイヤーの心を掴んだ『龍が如く5 夢、叶えし者』が、PlayStation 4で華麗に復活しました。
リアルな映像美の進化に伴い、高解像度化と高フレームレート化が施された本作は、一度プレイしたことがある方も初めての方も魅了すること間違いなし。
五人の主人公が織り成すドラマチックなストーリーと、全国五つの歓楽街で繰り広げられる壮大な冒険は、ぜひとも体験してほしい内容です。
そんな『龍が如く5』の魅力を、本記事で詳しくお伝えします。
五人の主人公による壮大なストーリー
『龍が如く5』は、五人の主人公が生きるドラマが交錯するストーリーが魅力です。
シリーズの顔とも言える桐生一馬は、過去の栄光を捨ててタクシードライバーとして新しい生活をスタートします。
彼の平穏な日常は、旧友の危機によって破られ、新たな戦いの幕があがります。
さらに、東城会という一大組織が内部崩壊の危機に陥るなど、波乱に満ちた出来事が次々と起こります。
これに続くのが、冴島大河、澤村遥、新たに加わった品田辰雄といった個性豊かな主人公たちです。
彼らの「夢」をかけた物語が、まさに新次元のゲーム体験を提供してくれます。
新たな遊び「アナザードラマ」
PS4版『龍が如く5』では、シリーズのファンに新たな楽しみをもたらす「アナザードラマ」というコンテンツが追加されました。
これにより、各主人公の個性を最大限に引き出し、彼らの「日常」にフォーカスしたユニークなストーリーを体験できます。
例えば、桐生一馬の「タクシードライブアクション」では、時間と共に移り変わる街並みを背景に、タクシードライバーとしての生活を細かく味わうことができます。
冴島大河は雪山で猟師としての生存を競い、澤村遥はアイドルとしての成長を見せる「アイドルレッスン」を、品田辰雄はバッティングバトルに挑むなど、プレイヤーは異なる趣のサイドストーリーに引き込まれることでしょう。
五大都市を舞台に広がる世界
圧巻のゲーム体験を演出するのが、東京の神室町だけでなく、大阪、名古屋、札幌、福岡のリアルな歓楽街を舞台にした広大な世界観です。
これまでも『龍が如く』シリーズを彩ってきたプレイスポットが、PS4版でさらに磨きをかけられています。
「食う」「闘う」「口説く」といった日本各地の独特な文化を体験できる要素が詰まっており、いつしか旅をしているような気分を味わうことができるのです。
さらに、実際のパチンコ・パチスロ機種や「太鼓の達人」をはじめ、多彩なミニゲームが用意され、一つ一つがプレイヤーを飽きさせない工夫がされています。
旧作で好評を得たキャバクラもリニューアルされ、よりリアルで感情移入しやすい体験を提供してくれるでしょう。
新たな監督、魅力的なキャスティング
『龍が如く5』の魅力を引き立てるのは、総合監督として名越稔洋が手掛けたことに加え、豪華なキャスト陣の存在も欠かせません。
哀川翔、片瀬那奈、大東駿介などの実力派俳優がキャラクターに命を吹き込むことで、映画のような臨場感あふれる演技を堪能できます。
彼らの名演技が、ゲームのドラマ性をより一層強く感じさせてくれます。
前作からの変更点とPS4の魅力
本作はPS3でリリースされた作品と基本的に同一内容でありながら、PS4版では映像美と性能が大幅に向上しています。
光や影の表現力が飛躍的に上がり、細部まで美しく描かれた街並みがリアルに再現されています。
また、高フレームレート化により、快適な操作性が実現され、アクションシーンもスムーズに展開されます。
これにより、戦闘中の爽快感やストーリーの没入感がさらに高まりました。
また、PS4版ならではのSNS連携機能を利用して、プレイヤー自身の体験をシェアすることも魅力の一つとなりました。
まとめ:新たな伝説の幕開け
PlayStation 4で甦った『龍が如く5 夢、叶えし者』は、その圧倒的な迫力とボリュームによって、シリーズ最高の作品と感じさせてくれます。
物語の壮大さ、自由自在な舞台、そして新たな楽しみを提供するアナザードラマ。
これらが見事に融合し、まさに「伝説」と呼ぶにふさわしいゲーム体験を提供してくれるのです。
この感動をぜひ、PS4で味わってください。
新旧のファンが共に楽しめる作品として、今後も愛され続けることでしょう。
龍が如くの新たな時代、その冒険をぜひ体感してみてください。
©SEGA / 発売元:セガゲームス / JANコード:4974365823986 / 対応機種:PS4 / 発売日:2019年06月20日